給付制限の解除方法
給付制限とは?
給付制限とは、保険の一部もしくは全部の給付を停止する措置のことで、雇用保険においては、自己都合退職者に3ヵ月間の給付制限が課せられます。ですから、自己都合退職者が実際に失業手当を手にするまで、7日間の待期期間と、さらに給付制限の約3ヶ月間待たされるのです。
つまり、4ヵ月間は失業手当が振り込まれませんので、これは死活問題です。しかし、給付制限中を乗り切る方法はいくつか存在するのです。
職業訓練の受講で解除!?
給付制限は、職業訓練を受講することにより解除されます。
職業訓練とは、失業者を対象として、就職に役立つ知識や技術を教えるための制度のことで、もし給付制限を課せられている人が職業訓練を受講した場合、給付制限が解除されて、受講した講座がはじまる時点から失業手当の給付がはじまります。要するに、3ヶ月間待たなくてもいいのです。
ただし、職業訓練は申し込めば誰でも受講できるわけではありません。書類選考に通らなくてはいけないのです。とはいえ、難しい試験をおこなうのではなく、簡単な筆記試験と面接という場合が多いので、構えることはないでしょう。
要チェックの人気コース
「職業訓練」というと、工業系機械の使い方の講習などを想像して、興味を示さない人もいるでしょう。しかし最近は、パソコンやパソコンソフトの使い方、プログラミング講習などもあり、給付制限解除の目的でなくても、受講する価値は十分にあります。パソコンやIT関係の講座のほかにも、建築や印刷デザイン、介護サービスや調理、ファッションリテールについて学べる講座まであり、非常にバラエティーに富んでいます。そして、これらの講座が、民間の専門学校などに委託して、実施されていることが多いのも特徴です。
しかし職業訓練の講座には、募集時期があることも覚えておいてくださいね。職業訓練によって給付制限を解除した人は、退職前から受講したい講座や募集時期をチェックしておきましょう。ちなみに訓練期間は、短期の場合2週間〜1ヶ月、標準的なもので3ヶ月か6ヶ月、長期になると1年や2年などがあります。
